なぜ国内利用なのに海外扱いになるのか
カード決済において「国内利用」「海外利用」を分けているのは、加盟店の所在国です。あなたがどこにいたかではありません。
そのため、次のような場合に海外利用として扱われます。
- 海外に本社がある企業のサービスを、日本から使った
- サービスは日本語でも、決済処理を行う法人が海外にある
- 海外の決済代行会社を経由している
- 海外のサイトで買い物をした
デジタルサービスやSaaSでは、決済法人が海外にあることが珍しくありません。
海外事務手数料
海外利用として処理された場合、多くのカードでは決済額に対して所定の海外事務手数料が加算されます。手数料の率はカード会社と国際ブランドによって異なります。
「サービスの表示価格と、明細の金額が少し違う」という場合、この手数料と為替レートの影響であることがあります。
為替レートによる金額のずれ
外貨建てで決済された場合、日本円への換算は決済日ではなく、カード会社が売上データを処理した日のレートで行われます。
そのため、次のことが起きます。
- 表示価格と明細の金額が一致しない
- 同じ月額のサービスでも、月によって請求額が変わる
毎月わずかに金額が変わる海外サービスの請求は、これが原因であることが多くあります。
確認する手順
手順1:明細名をそのまま検索する
海外法人名がローマ字で表示されているだけで、実際には日常的に使っているサービスであることがあります。
手順2:外貨建ての金額を確認する
カード会社の明細で、現地通貨での金額が確認できることがあります。金額とその通貨から、どのサービスかを推測できます。
手順3:定額サービスの契約を確認する
毎月または毎年、ほぼ同じ金額が海外利用として請求されている場合、海外のサブスクリプションである可能性が高くなります。
手順4:メールを検索する
海外サービスの領収書メールは英語で届きます。receipt invoice subscription payment といった語で検索してください。
不正利用を疑うべき場合
次の場合は、不正利用の可能性を検討してください。
- 海外通販を利用した覚えがまったくない
- 少額の海外利用が短期間に繰り返されている
- 明細名を検索しても、実在するサービスとして確認できない
該当する場合は、カード裏面またはカード会社の公式アプリに記載された窓口へ連絡してください。