解約したあとに請求が来ても、すぐに異常とは限りません。問題なのは、いつ終わるのかが分からないことです。
終わりが分かれば、待つのか、問い合わせるのかを決められます。
遅れには2つの原因がある
1つ目は、サービス側からカード会社へ情報が渡るまでの時間です。
IIJmioは、利用料金の締め日を月の末日とし、その翌月10日前後にクレジットカード会社へ情報を渡すと案内しています。ここで1か月ほど空きます。
2つ目は、カード会社の締め日です。
IIJmioは続けて、そのあとカード会社側の締め日によって「5月中、または6月以降でのお支払いになることがあります」としています。この2段階が重なるため、実際の利用から数か月あとになります。
サービス別の目安
各社が公式に案内している期間です。
| サービス | 公式の記載 |
|---|---|
| @nifty | 通常は利用月の2〜4カ月遅れ。解約月の利用分が最後の請求 |
| IIJmio | 締め日は月末、翌月10日前後にカード会社へ。音声通話料は1か月遅れ |
| mineo | 請求額は利用月の翌月10日前後に確定。通話料は翌々月請求 |
| Kyash | 引き落とし日が利用月から1〜3か月遅れることがある |
| BIGLOBE | 利用月の翌月下旬から翌々月下旬までにNTTファイナンスから請求 |
上限がはっきり書かれているのは @nifty です。「解約月のご利用分が最後の請求となる」と明記しているため、解約した月の分が来たらそこで終わりです。ただし @niftyフォンの通話料や一部の機器レンタル料など、月を遅れて請求になる料金は解約月の翌月分として請求されます。
通信サービスで共通するのは、通話料が本体料金より遅れることです。基本料金の請求が終わったあとに、もう1回だけ通話料の請求が来ることがあります。
「待っても止まらない」型を見分ける
期間を過ぎても止まらない場合、次のどれかを疑ってください。
解約したつもりで、解約になっていない
トレンドマイクロは公式に、製品をアンインストールしても自動更新は解約されないと明記しています。アカウントから解除の手続きをしない限り請求は続きます。
OpenAIも、アプリをアンインストールしてもアプリストアの契約は解約されないとしています。使うのをやめた、消した、では止まりません。
支払い済みの期間が残っている
ノートンは、自動更新サービスをキャンセルしても現在の有効期間が終了するまで継続すると案内しています。これは請求が続くという意味ではなく、すでに払った分の期間が残るという意味です。次の更新日を過ぎても請求が来たら、そのときは解約できていません。
契約が終わっても残るものがある
ドコモは、明細の「ドコモご利用料金回線契約なし」を、回線を契約していない端末の割賦販売や、非回線契約者向けのケータイ補償サービスの請求として案内しています。回線を解約しても、端末代の残債は残ります。
確認の手順
- 契約状態を、サービスの画面で確認する:「解約済み」「次回更新なし」と表示されているかを見ます。解約完了メールも手がかりです
- どの月の分かを確認する:サービス側の請求内訳を見れば、いつの利用分かが分かります。解約月までの分であれば正常です
- 上限を確認する:上の表の期間を目安に、いつ終わるかを見積もります
- 通話料・残債を分けて考える:本体の料金が終わっても、通話料と端末代は別に来ます
- 期間を過ぎても続く場合は問い合わせる:解約日と請求日を添えて、サービスのサポートへ連絡してください